由良写真館

写真で見る考えるべき問題

豊かな自然が広がる反面、この町が抱える問題はさまざまです。このページをご覧になった方が少しでも考えることができるきっかけになればと思います。

問題設備から見える負の螺旋による影響
お分かりでしょうか?筏が傾いています。これは2012/9現在の写真ですが、少なくとも数年前からこの状態です。当然海水に浸かった部分は腐食し、それ以外の場所も割れていたりしています。地域の経済不調により失業率悪化~仕事のある都市部へ人口流失~過疎化~高齢化~改修工事などができる人員が不足、その予算もない~というような負の螺旋があちこちで発生しています。

問題温暖化による亜熱帯系生物の増殖
「ソフトコーラル(柔らかい珊瑚)」。色彩が花のように美しく、宇和海のいたるところで見ることができます。珊瑚は海洋環境にとって欠かせないものですが、実は静かにその警鐘を鳴らしています。亜熱帯系の珊瑚が以前より増殖し、真冬でもチョウチョウウオやホンソメワケベラなどの熱帯魚を見ます。美しくとも本来見なかった生物を見るということは、温暖化などの環境の悪化を見ているということになります。

問題釣りのマナー違反や海産資源の密漁
穏やかなリアス式海岸により、豊富な海産資源が育まれることで、内外より多くの釣り客が訪れます。ゴミのポイ捨て、ルアーや糸くずの放置、撒き餌による汚染、違法駐車などなど。渡船を利用している場合を除くとそのマナー違反は数知れません。養殖場至近距離での釣りは、ロープやネットに引っかかりやすいので注意が必要です。また、水産養殖生産物はもちろん、ウニやサザエ、鮑などの天然海産物の密漁も耐えません。

問題不用意に廃棄された動植物による問題
ゴールドクレストという北米原産の植物です。日本でも人気があり、特にクリスマスツリーとして有名ですね。また発色やデザイン性がよく、街路樹や植栽にも多用され日本人にもなじみのある植物になっています。ただ、このように昔ながらの里山に外来種である植物や鉢を不法投棄すると、枯れていたと思われても、後に成長し、琵琶湖のブラックバスやブルーギルのように在来種を脅かしかねません。繁殖力の強い植物を山に廃棄する際は要注意です。

問題置き去りにされた産業廃棄物
おそらく各地区のあちこちで見られる光景のひとつです。かつて真珠母貝養殖など、水産業の栄華を極めたこの村は、経済不況や世界規模の海洋環境の激変により、真珠母貝の大量斃死や赤潮などの被害を受け、急激に衰退していきました。廃業に追い込まれた人も少なくありません。人気のない山中で自ら命を絶ったという悲しい出来事もあります。そして残されたこれらも産業廃棄物として新たな環境破壊として、これからもおそらく半永久的に残っていきます。

問題散乱するゴミ
以前畑があったであろう場所はすでに人の手が入った様子はありません。土を掘り起こしたような跡があったので、おそらくこれでもまだキレイになったのではないかと思われます。以前はタンスなどの粗大ゴミもありました。今はビニールやプラスチックなどの細かいゴミが散乱しています。バーコードのない商品のパッケージもあったので少なくとも日本が導入した1990年ごろ以前からこの状態なのでしょう。

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